歯の黄ばみの原因ときれいに落とすコツを知りたい方へ

歯の黄ばみの原因と落とすコツ
あなたの歯についた汚い歯の黄ばみ
原因がわかれば、きっと白くできます
そして素敵な笑顔でイメージアップ!

歯の黄ばみがひどいと、なかなか口をあけてしゃべれませんからね。
だって、相手から引かれること間違いなし。

そんなあなたが知りたい、歯の黄ばみの原因と取り方。
原因を理解し、そして改善することで、白い歯を手にいれてください。
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Contents
1.歯の黄ばみができるメカニズム
あなたが悩んでいる歯の黄ばみ、着色汚れはなぜ起きるの?
最悪、色がついてもいいけど、どうして歯磨きで簡単に取れないの?
はっきり言って、簡単に黄ばみがとれれば、今みたいに悩む必要はありませんよね。
それでは、歯が黄ばむメカニズムを説明します。

歯の着色汚れ構成図
上図において、一つ説明されてない成分があります。
厳密に言うと、「ペリクル」という成分がエナメル質を覆うように膜を張っています。
ペリクルは、唾液成分で作られており、主にタンパク質です。
ペリクルがはがれたとしても、60分ほどで、唾液によりもとにもどるそうです。
このペリクルは歯を守るけど、黄ばみの原因にもなる、矛盾した歯の成分です。
1-1.ペリクルのメリット
ペリクルがエナメル質を覆う膜としてのメリットは、
口内の酸からエナメル質を守る役目です。
ペリクルがないと、酸がエナメル質をどんどん溶かします。
他には、
ペリクル膜のおかげでエナメル質を修復する時に使うカルシウムやリンが逃げずに定着できる、歯の脱灰を抑えることができるなどがあります。
1-2.ペリクルのデメリット
ペリクルのデメリットであり、一番のポイントとなります。
ペリクルは歯を守る役目をする反面、悪玉菌などのバイ菌やポリフェノール、タンニンなどの着色とペリクルのタンパク質が結合しやすいという欠点があります。
細菌や着色がついた状態が数時間以上続くと、徐々にカチコチに固くなっていき、「バイオフィルム」というばい菌だらけの城壁を構築します。
バイオフィルム内では、ばい菌が異常発生し、果ては虫歯、歯垢から歯石、そして恐怖の歯周病へと変貌するわけです。
目に見えてわかるカチコチになった城壁「歯の黄ばみ」になると、歯磨き程度のブラッシングではおちません。
以上が、歯の黄ばみが起きるメカニズムです。
それでは、具体的な歯が黄ばむ原因について学んでいきましょう。
2.歯の黄ばみの原因、7つの要因
2-1.食べ物
- 飲み物では一番有名なのは、赤ワイン。
- 緑茶、コーヒー、紅茶、ウーロン茶。
- 飲み物の成分ポリフェノール、カテキン、タンニンが歯に付着しやすい。
- カレー、ソース、醤油、ケチャップ、イチゴなどベリー類、たくあん、チョコレートなどなど。
- さらに、コーラのダラダラ飲み
- 意外な白ワイン。着色というより、歯を溶かしてキズをつけやすい。
- 健康食品のにんにく、ネギも硫黄成分が黄ばみの原因
2-2.タバコ
タバコのヤニが歯に付着。
ひどいと、黄ばみというよりは、茶色です。
正直、一番、汚く見える印象があります。
2-3.歯磨きをしない、やり方が下手
しないのは言語道断、歯磨きが下手である。
特に、歯並びが悪いと、歯ブラシが当たらず、部分黄ばみになります。
2-4.歯を白くする裏技で失敗
- 重曹やスポンジ「激落ちくん」の研磨力で黄ばみを落とす。
- レモンの成分「クエン酸」で、歯を溶かして、黄ばみを落とす。
黄ばみを落とそうと思って裏技を使ったら、逆に歯にキズをつくり、ますます黄ばみやすい歯ができあがり。
2-5.加齢による歯の黄ばみ2つの原因
若いころは歯の黄ばみなんてなかった。
歯磨きも丁寧にしてきたが、年と共に歯の黄ばみが気になりだしたあなた。
個人差はあるんですが、あなたのエナメル質は体質的に少し弱いかも。
一つは、長年の歯磨きで、エナメル質が徐々に薄くなり、内部の象牙質(黄色)が透けて見えだしたのが、黄ばみの原因
あと一つは、内部の象牙質の色の変化が原因。生まれた時の象牙質は淡い色ですが、加齢とともに、色が濃くなること。
2-6.歯石の着色
歯石も黄ばみの原因です。
歯ブラシが届いてないところの食べかすなどが歯垢に変身し、24時間以上経過すると、カチカチの歯石となります。
歯石は着色していない時は、白色なんですが、飲食物やタバコのヤニの影響で変色し、歯の表面の黄ばみ以上に濃い黄ばみとして歯と歯茎の間に存在し目立ちます。
また、歯石は、歯茎にも影響を与え、ピンク色の歯茎が赤黒く変色させます。
2-7.虫歯
みなさんもお分かりのとおり、虫歯になると黒っぽい、茶色っぽい色に見えますね。
歯の表面を虫歯が進行し穴が開いていくと、影の影響でも黒く見えます。
以上の7つが、歯の黄ばみの原因です。
3.歯の黄ばみの対策と取り方
原因がわかったので、改善方法・取り方を紹介します。
きれいに落とすコツを説明
- 食べ物は、我慢するとストレスです。食べた直後は、水でクチュクチュすると抑えられます。ガムをかむのも唾液促進に効果的。
- タバコはできればやめるか、歯医者で歯のクリーニングがよく落ちます。
- 歯磨きは、しっかり一本一本丁寧に。
- 歯ブラシは、固めをおすすめしますが強く押しあてない。先端が山切りカットも選ばない。
- 歯を白くする裏技は、加減がわからないのでやめたほうが賢明。歯のエナメル質を傷つけて、ますます黄ばみの原因
- 加齢が原因の場合、ホワイトニングして下さい。ホームホワイトニングなら安く継続できます。
あなたの歯の黄ばみがひどい時、除去する方法、きれいに取る最大のコツは「歯医者で歯のクリーニング」をやってもらってください。
塩水パワーでかなり黄ばみがとれます。
ホワイトニング歯科でなくても、お近くの歯医者でもクリーニングはできます。
しかし、あなたが芸能人みたいな白い歯になりたいなら、歯医者でホワイトニングしかありません。
歯医者で自分としたい歯の色と費用についてしっかり相談してください。
あとは、日々のケアで歯の黄ばみ・着色を抑えるように心がけましょう。
4.歯の黄ばみがつきやすい原因
歯の黄ばみの原因や取り方を書いてきましたが、ちょっと気になることがあります。
食べ物や飲み物、タバコで黄ばみがつくといっても、長い年月かけて黄ばんだ歯。
クリーニングやホワイトニングで白い歯にできることは説明しましたね。
でも、せっかく白い歯になったのに、1~2か月ももたず、すぐに歯の黄ばみが気になる方がいるようです。

歯の黄ばみがつきやすいのは、飲食はもちろんですが、私が考えるところ他にもあります。

黄ばみが気になり始めた時、黄ばみが筋状なら、歯の表面のキズが問題。
表面のキズが深いと、汚れが沈滞しやすい反面、歯磨きでは歯ブラシがキズ深くまで当たってないことが考えられます。
もし、あなたも筋状の黄ばみができやすい歯と思うなら、歯医者でPMTCを相談してみて下さい。
PMTCはキズをなくす歯の表面研磨です。
歯の表面のキズがなくなれば、汚れもつきにくくなります。
(PMTCは保険対象外ですので、1万円~の費用。)
ただし、私の考えでは、PMTCは20代、30代前半に向いていると思います。
なぜなら、40、50代はエナメル質が薄くなって内部の象牙質が薄く見えることで黄ばんでいるように見えることもあるため、表面研磨するとますますエナメル質が薄くなりPMTCはやめたほうがいいと思います。
5.自分で歯の黄ばみを除去する方法
歯の黄ばみ原因、参考になりましたか。
あなたの黄ばみを除去する改善方法を教えます。
自分の歯を鏡で見て、「本当に黄ばみがひどいなあ」と思ったら、やっぱり、歯医者へ行って、歯のクリーニングで、黄ばみを除去することが一番の近道です。
でも、忙しくて歯医者へ行く時間がなかなかとれない方の中には、自分で歯の黄ばみを取りたいと思っている方もたくさんいます。
自分で黄ばみを取ることを実践している多くの方法は、日々のケア・歯磨きでホワイトニングジェルを使ってます。
また、歯が黄ばみやすい方は、研磨剤に頼る市販の歯磨き粉ではなく、黄ばみを剥がす成分のホワイトニングジェルが向いています。
市販の歯磨き粉よりは値段も張るので、1週間に一度のケアでも白い歯を持続できます。
早く黄ばみを取ってきれいな歯になりたいなら参考にしてください!
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
あなたの参考になれば幸いです。