バナナの皮で歯が白くできるか?関心のある方へ
今回のテーマは「バナナの皮で歯を白くできるか検証」です。
バナナは食物繊維も多く含んで、便秘解消などバナナダイエットも流行りましたね。
そんなバナナですがついにホワイトニング業界にも。
なんでも、バナナの皮を歯につけ、しばらくしてから、歯を磨く。
毎日続けると、歯の黄ばみが取れて、歯が白くなるとネット話題。
ということで、バナナの皮で歯を白くできるかやってみました。
しかし、私はあまり乗り気じゃなかったので、旦那に試してもらいました。
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Contents
1.バナナの皮はなぜ歯を白くする?
一説では、バナナの皮に含まれる成分「カリウム」とバナナに含まれる成分であるフルーツ酸が歯の着色汚れであるステインを溶かしてきれいにする。
結果、歯本来の白い歯に戻してくれる。
もちろん、研磨剤も入ってないため、歯にダメージもないので安心して続けられるメリットもあります。
2.バナナの皮で歯を白くする方法検証(写真あり)

買ってきたバナナを向いた写真
まず、バナナの皮で歯を白くする手順を再度確認しましょう。
手順
- バナナの中身と皮を分ける
- バナナの皮の内側(白い部分)をまんべんなく歯にこすりつける
- バナナの白い部分が全て歯に貼りついたら、10分間そのままで(注意:口を閉じないように)
- そのままの状態で、白い部分を歯磨き粉として、歯磨きをします。
- 口をゆすいでバナナの白い部分をだし、いつもどおり、いつもの歯磨き粉で歯を磨きます
上記手順を毎日続けると、やがて、歯の黄ばみが取れ、歯が白くなるそうです。
2-1.検証開始
では、実際にやった手順を写真と感想を交えながら検証していきます。
1.中身と皮をわける。
2.バナナの皮をまんべんなく歯にこすりつける。

バナナの皮を歯にこすりつけた写真
写真がぼけてますが、鏡でみててあまり気持ちのいいものではないので、ピントが合わないくらいで丁度良かったかも

使ったバナナの皮の写真
皮の白い部分のにおいはバナナの風味、味は特にないというか気になりません。
歯並びが悪いのできれいにつかずめちゃめちゃになりました。
3.バナナの白い部分が全て歯に貼りついたら、10分間そのままで(注意:口を閉じないように)
やってみたら、わかりますが、「全て歯に貼りついたら」なんて、無理。白い部分は張り付きません。
「口を閉じずに10分間放置」も難しいです。よだれがとまりません。
4.その状態で歯磨きをする
正直、ぐちゃぐちゃです。白い部分が口の中で気持ち悪さMAX
5.口をゆすいで、いつもの歯磨き
口をゆすいで出すと、バナナの白い部分が洗面所の排出口に流れていきます。
一瞬、詰まるんじゃないかとヒヤヒヤ。
2-2.バナナの皮で歯を白くする方法の検証結果
「机上の空論、やっても無駄」というのが私と旦那の検証結果です。
そもそもは、「バナナの皮で歯の黄ばみがとれるのか、歯が白くなるのか」が目的の検証でしたが、紹介されている手順どおりやってもうまくできないのでは、歯の黄ばみがとれる以前の問題です。
旦那のやり方に問題がある、歯並びが悪いからダメとか言う人がいるかもしれませんが、自分でやってみたらわかります。
特に、「全て歯に貼りついたら」なんて絶対無理です。
3.驚くべき専門家の意見
いろいろ調べていたら、面白い内容を発見しました。
最初に、「歯にダメージはないので安心」とありましたが、実際は違うようです。
バナナのフルーツ酸のPh(ペーハー)値は5.0のバリバリの酸性です。
「着色汚れであるステインだけを溶かす」とありましたが、実は、「エナメル質まで溶かしてしまう可能性がある酸性」だそうです。
そんな強い酸性の成分を歯につけて10分間も放置すれば歯にとっては自殺行為。
エナメル質が溶ける要因だらけの手順だったようです。
もし、今回の手順を続けて歯が白くなったいう方がいたら、実はエナメル質までとけてるかも。
やがて、今まで以上に歯の黄ばみが。
エナメル質の内側の象牙質が透けて見えてきたら、ホワイトニングでも治すのは難しい。
4.自分で歯の黄ばみをとるには?
バナナの皮に頼らず、歯の黄ばみを取る歯磨き粉を試して下さい。
もちろん、歯の溶かす心配はありません。
ある意味、バナナの皮と同じで、1~2回で歯の黄ばみが取れることはありませんが、地道に続けていけば、効果は実感できると思います。
あなたの悩む歯の黄ばみがとれれば、イメージアップ間違いなし。
あなたも本気でバナナでなんて考えてませんよね。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたの参考になれば幸いです。